2009年3月14日土曜日

国際ニュースサイト・解説サイト

世界一周一回目(全独立国訪問完了時2006.3)を終えてから、国際ニュースが俄然面白くなりました。どこの国も自分が実際に行った国なので、どの国の記事が出てもその国でお世話になった人々やその国の風景が目に浮かび、他人事とは思えないからです。

今日は私がよく見る国際ニュースのサイトを紹介します。

毎日新聞 
http://mainichi.jp/select/world/
私のブラウザーのホームページに登録しています。何といっても国際記事の本数が多く、日本語で読めるので安心です。カイロ・ヨハネスブルグ両方に支局を置いているのは日本の報道機関では毎日新聞くらいじゃないでしょうか(共同通信除く)。誤報や誤訳もありますが、その点に関しては日本の他の報道機関も50歩100歩です。情報の量・質・速報性で海外の報道機関にかなうところはないと思います。

BBC 世界・欧州記事なら
http://news.bbc.co.uk/text_only.stm
旧英領植民地からの移民が多いこともあり、ヨーロッパは勿論南アジア等世界中のニュースを非常によく網羅しています。内容的にも非常に中立を心がけていて、対立のあるところは両者の見方を掲載するようにしています。写真や地図が多く読みやすいです。最近ではスリランカの内戦の記事をよくフォローしています。

CNN 南北米なら
http://edition.cnn.com/WORLD/
F・・をはじめ情報操作系のニュースが多いアメリカのサイトの中では比較的安心して読めます。南アジアとアジアパシフィックをひとくくりにしていることから分かるようにアジアの記事は少ない。中南米の記事豊富。更新頻度と速報性はぴか一。速報ニュース配信をメール登録しておくことをお勧めします。

アルジャジーラ 中東・南アジアなら
http://english.aljazeera.net/
中東・南アジアのニュースはここが一番だと思っています。日本のニュースも頻繁に主要記事にしてくれます。写真が多く更新は頻繁です。カタール(アラブ)系の会社で、パレスチナの記事は同情的な論調が目立つものの、他の記事の中立性にはかなり気を使っている気がします。  

AllAfrica  アフリカなら
http://allafrica.com/
アフリカのニュースは断然ここです。

GoogleNews(UK)
http://news.google.co.uk/news?ned=uk&topic=w
特定の記事をもっと検索したいときによく利用しています。

Japan Today
http://www.japantoday.com/
日本関連ニュースが網羅的にカバーされている英語サイト。自らの英語学習教材として使っていたこともあります。普段はチェックしていませんが、海外のインターネットカフェで、日本語HPが見れないときによく見ます。フォーラムを読むと、日本在住の外国人の日本関連ニュースに対する考え方が分かって面白いです。

もんどセレクト
http://mondoselect.seesaa.net/
ニュース解説サイト・ブログで面白いのはいくつかありますが、解説となるとどうしても価値判断が入ってきてしまうので、自分の価値観に近いものを見つける必要があります。私の価値観にぴったりくるのがこれ。もんどセレクトは匿名ブログですが、海外ニュースを上手に分析しまとめてくれ、しかもとても説得力があるのでよく見せてもらっています。

田中宇氏
http://tanakanews.com/
北方領土で4島返還論が突然出てきた経緯、イランのイスラム教の宗教的な特徴等、自分が知らなかった裏事情を丁寧に解説してくれる記事が多くとても勉強になっていました。アメリカの覇権主義的行動は自らを意図的に破滅に導くためだという、「隠れ多極主義」論を持ち出してきてから変人扱いされていますが、「隠れ多極主義論」が極端な異説であることを理解して読む分には、まだまだ有益なメルマガだと思います。

宮崎正弘氏   
http://miyazaki.xii.jp/
メルマガは、中国に関する知識を得る上で重宝しています。記事の本数、速報性は驚異的。かなり明確に保守派の論客なので、分析を鵜呑みにしないよう気をつけて読む必要があります。専門外と思われるイスラム圏の記事には誤解が多いです。あと、宮崎先生マンセー的な読者のコメントが気になります。

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